ベランダの荷物はどうする?片付けのタイミングと一時保管のアイデア

こんにちは!プロシードです。


大規模修繕工事の足場が組まれる前、居住者様に必ずお願いすることになるのが「バルコニーの片付け」です。


バルコニーは「専有部分」と思われがちですが、実はマンションの「共有部分(専用使用権がある場所)」にあたります。床の防水工事や塗装工事を行うため、期間中はバルコニーに置いてあるものを一度すべて撤去する必要があります。


工事前に片づけられない場合、工事の進行に支障が出て作業が遅延するなどして、他の住民にも迷惑をかける場合があります。

たとえば、防水工事では床面全体を施工するため、ウッドデッキやタイルが残っていると作業を進められません。

荷物が汚れたり破損するリスクもあるため、できる限り早めの片付けを心がけ、難しい場合は業者に有料で運搬や処分などを依頼することも検討しましょう。


「うちのバルコニー、物が多くてどこから手をつければ…」


「部屋の中に置ききれないものはどうすればいいの?」


今回は、片付けるべきもののチェックリストから、撤去のタイミング、家に入り切らない場合の保管アイデアまで分かりやすく解説します!



1. ベランダから撤去しなければいけないものリスト



原則として、「移動できるものはすべて撤去」となります。見落としがちなアイテムも多いので事前にチェックしておきましょう。



・植物・プランター・観葉植物・ガーデニング用品

バルコニーの塗装・洗浄・防水作業があり、床面壁面に置いたままだと作業に支障がでます。工事の薬品で枯れてしまう原因にもなるため、室内や仮置き場へ移動します。


・ウッドパネル・ウッドデッキ・人工芝・ジョイントタイル

床全面の防水工事を行うため、すべて剥がして取り除く必要があります。すのこやゴムマットも対象です。


・物干し・ハンガー類

意外と忘れがちなのが物干し竿です。物干しが打ち付けてあるものは撤去する必要はありませんが、汚れたり破損の恐れがあるため一時的な撤去が必要な場合があります。


・物置・収納ボックス・サンダル・サンシェード

小さなゴミ箱も撤去対象です。工事中に物置から荷物を取りたくなってもバルコニーに出られない工事の最中の場合もあるので室内管理が便利です。


・BS/CSアンテナ(後付けのもの)

ベランダの手すりに個人で設置している場合、足場やメッシュシートの邪魔になるため一時取り外しまたは移設する必要があります。



⚠️ エアコンの室外機はどうするの?


原則として、エアコンの室外機は施工会社が特製の吊り具で吊り上げたり、移動させながら作業を行うため、居住者様が取り外す必要はありません。ただし、室外機カバーやスリムダクトなどを後付けしている場合は外しておく必要があります。

自分で外せない場合はオプション料金で引き受けてもらえる場合もあるので担当者に確認しましょう。


⚠️大きすぎる物置はどうする?


どうしても動かせない大きな物置は動かしながらウレタン防水工事をすることになるのでご相談ください。



2. 片付けを始める「ベストなタイミング」


片付けの案内は、工事が始まる1ヶ月〜2週間ほど前に施工会社から出されます。

おすすめのスケジュールは以下の通りです。


工事開始の1ヶ月前: 不要なものの処分(不用品回収や粗大ゴミの手配)

工事開始の2週間前: ウッドパネルの取り外しや、大きめの物置の整理

工事開始の3日前〜前日: 植物や日常使っているものの移動



直前に慌てて取り外そうとすると、長年敷き詰めたウッドパネルの裏にゴミが溜まっていたり、粗大ゴミの収集が間に合わなかったりすることがあります。早めの準備が安心です。


また工事施工業者によってはこのタイミングで不用品回収を募る場合もあります。

下記以外のものは捨ててもらえる可能性があるのでお知らせチラシをチェックしましょう。


冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、エアコン、テレビ等の家電製品

 (家電リサイクル法に抵触する為)

大型家具、オートバイ、自転車、タイヤ、モバイルバッテリー

オイル、バッテリー、灯油、ガソリン、ペンキ、薬品等の液体


また売れそうなものはフリマアプリに出品するのも方法の一つ。

この機会にアプリ内で出品例がないか探してみるのもいいですね。



3. 「部屋の中に置けない…」ときの一時保管アイデア



室内におさまりきらない場合の対処法をいくつかご紹介します。


① 施工会社が設置する「仮置場(植物・物置など)」を利用する


多くの大規模修繕工事では、敷地内の駐車場や敷地の一角に「居住者用・一時仮置場」を設置します。特に日当たりが必要な植物や、大きな物置などは仮置場を利用できるケースが多いので、事前に掲示板や説明会で確認してみましょう。


② 室内の一角に「レジャーシート+すのこ」で避難スペースを作る


観葉植物や土のついたプランターを室内に入れる際は、床に厚手のレジャーシートを敷き、その上にすのこを置いたスペースを作ると、床を汚さずに管理できます。


③ トランクルーム(レンタル倉庫)を短期利用する


どうしても部屋のスペースを圧迫してしまう場合は、工事期間の数ヶ月間だけ近所のトランクルームや宅配型トランクルームを活用するのも手です。



4. 自分で動かせない、どうしたらいい?


足場工事


大型の物置・植木など自分では動かせないものはどうしたらいいのか困ってしまいますよね。


工事業者によっては「お助け隊」として、バルコニーにある物に対して室内へのお片付けや廃棄コンテナ、植栽仮置場への移動を頼むことができます。


こうしたサービスが契約に含まれている場合、工事前説明会の時などに説明があるかと思いますので管理組合や施工業者にご確認を。


ただしあくまでも「お片付けのお手伝い」ですので、床タイル撤去や大型物置解体等の大がかりな作業が生じる場合はオプション工事(有料)となる可能性もあります。




大規模改修はバルコニーの断捨離チャンス!



片付けは少し大変に感じるかもしれませんが、長年使っていなかった古くなったプランターや、使わなくなったガーデン家具などを整理する「絶好の断捨離チャンス」でもあります。


工事が終わったあとのピカピカなバルコニーで、どんな風に過ごそうかワクワクしながら、少しずつ準備を進めてみてくださいね。